本気でプログラマになるなら「C言語」!

C++、C#との関係は??

C++、C#との関係は??

C言語に関心のあるプログラマが疑問に思うことが多いのが、C++とC#の関係です。そこで、まずC言語入門編として「C」のつくプログラミング言語の違いやそれぞれの特徴など、多くの人がまず気になりそうなトピックからご紹介していきましょう。

C++とC言語の関係は?

C++とC言語の関係は?プログラマの間ではシープラと呼ばれている「C++」というプログラミング言語。CがつくからC言語に関係がありそうだけど、「++」がついているから違うのかな?など、いろいろ考えてしまいますよね。プログラミング言語は名前が似ていても全く違う性質の言語というのは実際あるので、C言語とC++が関係あるのかないのかも、言語の名前を見ただけではわからないことかもしれません。
C++は、C言語にオブジェクト指向を追加しし、開発効率を改善する拡張版として開発されたプログラミング言語です。C言語が1972年に開発されて、その11年後の1983年に登場したのがこのC++。C言語よりも効率的に開発作業が行えるよう拡張機能が付けられていて、C言語との互換性ももちろんあるので、C言語とC++を一緒に使うことができます。C++を使えるようになるためにはC言語を理解しておかなければなりません。書くコードの量はC言語よりもC++の方が少ないですが、難易度はC言語よりも難しいと言われているので、まずはC言語からマスターしていく必要があるでしょう。使用されることが多いのはソフトウェア開発関係で、C言語だけでは開発が難しいようなシステムもC++の技術でクリアすることができます。

C#とC言語の関係は?

結論から言うと、C++とC#はC言語とは全く別のプログラミング言語です。開発したのはあのマイクロソフト社で、2000年に発表された言語ということでC言語やC++よりもはるかに新しい言語です。同じCが付く言語なので、C言語との関連がありそうに思われがちですが、C#に関係しているのはC++とJavaです。C#の文法はC++に似ている作りになっていて、C++とJavaの良いところを集めたような特性を持っていますが、C言語やC++との互換性はなく、同時に使用することはできません。新しいプログラミング言語ということもあって、古い言語のような使いにくさや文法の複雑さがいい具合に削られているので、C言語やC++よりもプログラミングが楽にできるメリットがあります。
コードの書きやすさからゲームやアプリ開発に使用されることが多いので、プログラマとして活躍したい人ならぜひマスターしておきたい言語のひとつですね。C言語からC++、C#へと基礎や良いところが受け継がれながら派生しているということがわかると、C言語の学習の幅をさらに広げることができるでしょう。

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