C言語の学習方法は？
さまざまなプログラミング言語が誕生し、時代の流れとともに衰退していく言語もあります。そうしたなかでも今なお重宝されるC言語は、習得する価値が十分にある言語です。C言語をマスターしたいと思ったら、学習方法のポイントを押さえてから取り組むと効率よく捗るようになります。プログラミングの初心者にとって、C言語は若干難易度が高いともいわれています。学習方法はいくつかありますが、独学する場合も含めて効率的に習得していくことが大切です。
独学で習得するときのポイント
C言語の学習方法の一つが、独学で習得する方法です。C言語は歴史のあるプログラミング言語のため、参考書の種類がたくさん存在します。たくさんの参考書がある分、上級者向けや解説の難易度も高いものなど内容もさまざまです。ネットで調べてもレビュー付きの参考書が多く市場に出ているので、レビューを参考にしながら自分に合うものをチョイスしましょう。
ただし、独学をしていくなかで挫折する人が多いこともたしかです。そこで押さえておきたいのが、参考書など自分のレベルに合った教材を選ぶことです。目標にしている姿に合わせて教材を選ぶと最初から難易度の高さにぶつかり、高い壁を感じるようになるかもしれません。自分の今のレベルに合わせて学ぶことも、挫折を避けて学習を進めるためのコツです。他には、活字のみで学習を進めるだけでなく実際に手を動かして学んでいくのもおすすめです。活字のみで頭に入れていくよりも、手を動かしながら学ぶことで楽しさも感じられるようになります。C言語がどういうものかより具体的に雰囲気をつかめるようになるので、学習サイトの利用も併用することをおすすめします。
C言語学習方法
資格を取得することで、C言語をマスターする方法もあります。資格取得を目標に掲げることは、ゴールが明確になるのでモチベーションを保ちやすいのがメリットです。1つめの資格が、C言語プログラミング能力認定試験です。この資格試験は、サーティファイ情報処理認定委員会主催のC言語の基礎知識を測定できる試験です。C言語初心者を対象に、3級から段階的にスキルアップできます。3級はC言語の概念を理解しており、かつ簡単なプログラミングができるレベルに該当します。受験会場は札幌・東京・名古屋・大阪・福岡で、受験資格は特に制限されておらずC言語プログラミングの初心者も受験可能です。
2つめの資格が、基本情報技術者試験です。この資格は経済産業省主催のITに関する国家試験です。プログラマーをはじめとするIT技術者が共通で理解しておかなければならないIT知識を網羅できます。
上記のような資格取得を目標に掲げて学習する方法以外には、プログラミングスクールに通う方法も間違いないといえます。スクールには同じ目的を持つ仲間がいますし、分からない部分は講師にその場で聞きながら解決できることもメリットです。スクールに通う時間を日常生活のなかにあえて組み込むことで、学習を続けやすくなるでしょう。
